みなさまこんにちは!
こちらのブログでは、おすすめ漫画をネタバレありでレビューしています。
今回ご紹介するのは『名も知らず最終話(8話)』!
著者:ヤナギナギ
レーベル:Bebe
属性:オメガバース、性暴力、子持ち
連載中
前回の名も知らず7話では、あの日、実は彩音の方が抱いて欲しいと迫り、一真は自分の腕を噛んで必死に我慢しようとしていたという事実を彩音が知ってしまいましたね。
すべてを悟った彩音は鈴を連れて出て行って…
名も知らず8話は、ついに最終話!三人の未来はどうなってしまうのでしょうか。
それでは「名も知らず最終話(8話)ネタバレ感想!逃げた彩音と鈴…想いは涙になって溢れる!」と題しまして、名も知らずのネタバレレビューをしてまいりましょう!
これまでの名も知らずのネタバレがありますのでご注意くださいね。
それでは行ってみましょう☆彡

名も知らず最終話(8話)のあらすじネタバレ
あの日、本当の加害者は自分だったと、夢の中の自分に言われる悪夢を見る彩音。
家を飛び出してから4ヶ月。
彩音と鈴は小さな町を転々としながら一真が諦めるのを待っていました。
家族連れを見て、「パパと3人で住んでたおうち」と呟いて泣く鈴に、このままではいけないと思う彩音。
父親なら何か知ってるかと、宿の人にスマホを借りて調べてみると、相馬医療財団が後継者に一真を指名、彼がアメリカに行ったというニュースが。
これでもう逃げる必要もないと、自分の道を生きることに決めた彩音。
その前に最後の挨拶をしようと、5年前「あの事件」があった場所に向かいます。
あの公園に着き、これでもうあの人を苦しめることはないと思った瞬間、溢れた涙。
声を上げて泣く彩音に戸惑い、一緒になって泣いてしまう鈴。
そこに現れたのは一真でした。
藁にも縋る思いでここに来た一真。「ばらまいてやる」という手紙も嘘だとわかっていた彼は、それでも悪態をつく彩音を抱きしめて「君のせいじゃない」と言います。
自分のそばなんかにいるんじゃなくて幸せになってほしいと言う彩音に、君と鈴のそばにいてこそが幸せだと返す一真。
わだかまりがとけた二人。彩音は初めて彼の名前を呼び、一緒の家に帰るのでした。
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名も知らず最終話(8話)の感想(ネタバレあり)

お、お、お、終わり!?!?!?
と思ったのは私だけではないのでは?
今一番更新を楽しみにしていた作品で、配信0時待機して「ああ~~~やっと幸せになった~~~!」と思って噛みしめていたら「END」の文字に驚いてしまいました。
番外編や続編を切に願います…
それでは感想に行ってみましょう☆彡
なんとか幸せになってよかった
なんとか幸せになってくれてよかったですね。
すれ違い続けた二人の誤解がようやく解けました。
ちょっとあんまりにも会話が足りなすぎでやきもきしてしまいましたが、この二人の歩んできた経緯を考えると仕方がないところがありますよね。
一真が最初から「本当は君のことが好きだったんだ」と正直に言ったところで、彩音から拒絶されていたでしょうから…
それにしても、1話から読み直してみると一真のキャラが全く違う!相当無理してたんでしょうね、最初の頃…
わざと冷たい態度を取っていたけど、あとから読み返してみるとふとしたときにちゃんと優しさが見えてるんですよね。
こっちが本心だったのか…と切ない気持ちになりました。
真実を知って彩音は傷ついてしまったけど、結果的には乗り越えられて良かった。
やっぱり母は強しですね。一真は彩音を傷つけたくなくて嘘をついた(真実を言わなかった)けど、そんな必要はなかったのかも?でも、時間は必要だったでしょうね…。
鈴の存在
彩音がずっと心の支えにしていたのは、鈴の存在でしたよね。
二人を引き合わせたのも鈴だし、鍵を握る人物なのは間違いありません!
鈴が一貫して「パパ大好き」っていうのがほんとに良かった。
まず最初から、一真は鈴に対して優しかったんだろうなと思いますね~
彩音に対してはわざと冷たい態度を取っても、鈴に対しては取り繕う意味はとくにないですからね。
そう思うと、彩音が逃げると決めてパパから引き離されてしまった鈴のショックは相当なものだったと思います。
かわいそう、でも彩音もいっぱいいっぱいだったんだな…と…
なんにせよ、大好きなパパとママと一緒に暮らせるようになってほんとに良かったです。
オメガバースの視点から
こちらの作品、まごうことなきオメガバースなんですけど、オメガバースっぽくなさもあって、人によってはちょっと感じ方が違うかもしれないな?と思いました。
オメガバースの大前提として、αはΩの出すフェロモンには抗えないんですよね(だから一真は彩音に抵抗できなかった)。
で、「運命の番」は惹かれ合う。出会った瞬間にはっきりわかる。それは理屈ではなく本能で惹かれ合ってしまうというのがあって。
最初に彩音のことを好きになったのは一真の方だったんですが、最後の「もし今あの瞬間に戻れるなら私の方から振り向いて今度こそあなたを呼んであげられるのに」っていうセリフは、彩音の方も一真を運命の番として認識していたのかなと思いました。
おそらくこのへんはオメガバースじゃなかったら彩音の気持ちは唐突すぎるのでは?と感じたかもしれませんが、そこはオメガバースなので。気持ちはあとからついてくれば良いです。
ここまではこの作品のオメガバースっぽさなんですけど、オメガバースっぽくない部分っていうのは、一真がなんかαっぽくないところなんですよね。
とにかく、一真はよく泣く男。それが彼の弱さとか人間らしさ、優しさを表してるなーとも思うんですが、アルファオス感がなくて。この性格でαっていうのはしんどいだろうなとも思います。実際、しんどい想いもしていたし。
あと番が直接性加害・性被害の関係にある。しかもどちらも加害者の面と被害者の面があるというのも面白いなと思いました。
Ωが見知らぬαに襲われる作品はよくあるんですが、ヒーロー自身がやってしまうとこんな地獄みたいな展開になるんだな…と、単純にお話として面白くて目が離せませんでした!
ただその中でも彩音(Ω)に対する想いはαそのもので、執着とか愛情深さみたいなのはオメガバース特有のエモさがあってよかったです!
名も知らず最終話(8話)のネタバレ感想まとめ
「名も知らず最終話(8話)ネタバレ感想!逃げた彩音と鈴…想いは涙になって溢れる!」と題しまして、名も知らずのネタバレレビューをしてまいりました!
一風変わったオメガバース作品。殺伐とした雰囲気から切なくなり、ハッピーエンドになれて本当に良かったです。
せめて三人が幸せになっている場面と、重いが通じ合った二人のエッチシーンは見たかったですねーーー。
今からでも遅くないので番外編か続編、ぜひよろしくお願いします!
ひとまず完結おめでとうございます!
