みなさまこんにちは!
こちらのブログでは、おすすめ漫画をネタバレありでレビューしています!
今回ご紹介するのは『海が走るエンドロール2巻』!
このマンガがすごい!2022のオンナ編で第1位を獲得した、これからどんどん話題になっていく漫画です!

個人的には実写にしても雰囲気が出て良さそうだな~と思っています。
前回の海が走るエンドロール1巻では、うみ子が海と偶然出会ったことをきっかけにして美大に入り、映画撮影の道に進むというストーリーでしたね。
うみ子は海に惹きつけられ、海の映画を撮りたいと考えるようになりました。
海が走るエンドロール2巻は、 2022年2月16日に発売予定です。
海の内面についても少し深堀りされていく2巻。うみ子から刺激を得てレベルアップしたいと考えた海は修行のためにプロのもとへ。
多様性についても少し言及がありました。
それでは「海が走るエンドロール2巻ネタバレ感想!海もうみ子を撮りたい!もっとあなたを教えて欲しい…」と題しまして、海が走るエンドロールのネタバレビューをしてまいりましょう!
これまでの海が走るエンドロールのネタバレがありますのでご注意くださいね。
それでは行ってみましょう☆彡
海が走るエンドロール2巻のあらすじネタバレ

海が走るエンドロールの2巻は、2022年2月16日に発売予定です。
今回は、2巻収録予定の6話から8話までのあらすじをご紹介♪
9話が配信され次第、9話ぶんも更新いたしますね。
海が走るエンドロール6話のあらすじネタバレ
映像実習の発表の日。
結局うみ子の作品は頭の中の映像とほぼ違う出来上がりになりました。
悩んで悩んで、諦めた部分もあり…それでも一つ出来上がった作品。
先生の講評は、若者の喋り方に違和感がある、「撮る本人が観てるビジョンと観客が観るビジョンに差がある」「経験不足」なものの、画作りが丁寧で好感が持てるというものでした。
経験と客観視。この遅いスタートでどれだけできるかと考えるうみ子。
そんなとき、同じ班のメンバーから打ち上げの誘いが。
メンバーとの打ち上げに行くと、メンバーは映画にかける情熱には差があるということに気づいたうみ子。
そんな中、山口から映画を撮ろうと思ったのは海と映画館で会ったのがきっかけだったのかを尋ねられます。
うみ子がもしかして山口は海のことが好きなのかと言いかけると、山口は大声で否定。
突然小学生のようになった山口に親近感が湧いたうみ子。
班のメンバーからも「うみ子」と名前で呼ばれて打ち解け、さらに大学生っぽいことをしようとクラブへ行くことに。
何事も経験とクラブへ向かうとそこには海が。
講評について話しつつ、うみ子はもう面白いからたくさん撮るしかないと思うと言う海。
うみ子は、海と話していると遠くに行けるという気がしてきます。
同時に海も、海でのロケハンで波に引っ張られた感覚があって、新しい映画を撮り始めたと話します。
そこに割り込んできた山口。
しかし山口は泥酔して前後不覚になっていました。
介抱のためにトイレへ向かう山口と海。
水を持って行ったうみ子は、山口が海に「好きです」と告白するのを聞いてしまいます。
しかし海は「ごめん」と謝り、「一生人のこと好きにならないと思う」と言うのでした…。
海が走るエンドロール7話のあらすじネタバレ
あれ以来大学に来なくなった山口。
うみ子は、海に映像実習の作品を見せます。
満足いくものではなかったとはわかっているけれども、手を放して形になったものを観ると楽しかったと言ううみ子。
対して海は「うみ子さんてもっと面白いのになぁ」と思ったようでした。
正直、「うみ子さんの映画 全部どっかで見たことあります」とズバっと言われてしまいます。
恋愛パートの意味がわからないと言う海に、うみ子は恋愛映画を見に行こうと誘います。
二人で恋愛映画を見るものの、うみ子は号泣、海はまったくの無反応といったところ。
海は「面白いとは思わなかった」が、感心する要素はあったとも。
恋愛映画をひとくくりにして否定する自分がダサいと思ったと謝る海。
うみ子は、山口のことを気にしているのかと尋ねます。
顔を赤くして「知ってるんすか」と言う海。
うみ子は、自分が山口の家に行って様子を見てくると言います。
ケーキをテイクアウトして山口の家へ向かい、たくさん食べてたくさん寝るといろんなことがどうでもよくなるタイミングが必ず来る、それを待てば大丈夫と山口を励まします。
涙を流す山口。
海はその間外で待っていて、うみ子はやっぱり面白いと言います。
「俺は うみ子さんを撮りたいです」「うみ子さんのこと教えてください」と告げるのでした。
海が走るエンドロール8話のあらすじネタバレ
うみ子に、自分の撮った映画がどこで上映されたいか尋ねる海。
うみ子は映画館のスクリーンで自分の映画を観ている人を見たいと答えます。
海はそれを超えると宣言。世界の映画館で自分の映画を流すからうみ子を撮らせて欲しいと言います。
しかし今のままでは無理なので修行に行くとも。
その後海は、教授の知り合いの監督スタッフに入って本当に修行していると先輩から聞かされたうみ子。
それを聞いて、うみ子は少しだけ焦ります。
お昼時、うみ子は山口を見つけ、一緒にご飯を食べながら海の話をします。
山口に電話をかけてきた海は、修行してくると言っていたそう。
海に恋愛映画が理解できないと言われたことを話すうみ子。
山口はうみ子に、いろんな思想とセクシュアリティがあって、恋愛しない人もいると説明します。
「そういう人に会ったことがない」と戸惑ううみ子に、山口は「そういう人って言い方私は好きじゃないですけど」と釘を刺し、気づいていないだけでこの学校にも「そういう人」は多分いると話します。
理解が追い付かないうみ子。
うみ子は、あの日海が恋愛映画を理解できない、「自分が理解でいないものを否定するって逃げだと思う」と言って謝ってきたことを思い出します。
その瞬間、海が手から離れた気がして怖いと感じるうみ子。
しかし周りの学生たちを見まわし、色々な人がいるのはあたりまえだということに気づきます。
そんな中、うみ子は海のことが知りたい、海の光と影、実体とイメージを自分が取りたいと思うようになります。
一方海は、監督の下働きとして働く中で、ロケ先の神社が「アーチスト」と組んでお祭りをすると聞かされます。
その「アーチスト」とは、あの日以来話していなかった佑介で…
その頃、アパートで王子のような衣装を着て、鏡を見ながら「完璧に近い」と言う人物が…
海が走るエンドロールの無料試し読みができるサイト一覧
海が走るエンドロールは、各電子書籍で無料試し読みをすることができます。
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海が走るエンドロール2巻の感想(ネタバレあり)
2巻では、海の内面について少し深堀りされた感じでしたね。
とはいえ、まだまだ何を考えているのかわからないミステリアスなところもあって、素敵です。
海が走るエンドロール2巻ネタバレ:うみ子と海の関係
海ってかなり独特な子で、人の気持ちを汲むことが苦手で自分の思ったことをズバっと言ってしまう子。
だからこそうみ子を動かす原動力になれたんだと思いますが、海は海で生きづらさもあるんじゃないでしょうか。
うみ子は「海の映画を撮りたい」と考えるようになりますが、そんな気持ちもわかるくらい、めちゃくちゃ魅力的な子だと思います。
何を考えてるのかわからないかと思いきや普通に照れたりするし、素直だし、笑顔なんてサイコーでしたよね。
今のところ、うみ子と海の関係は「同志」といったところ。
歳の差なんて関係なくお互いを尊敬し合うことのできる、とても良い関係です。(扉イラストの距離感の近さは気になりますが…)

ただ、ラブにはなって欲しくないなぁ…
ここからの展開ですが、ラブが全くなくてもとても面白いので、これからもラブなしでいってほしいです。

最初は人を好きにならないと言いながら、好きになるという漫画もあって、主題がそういう漫画なら好きな展開なんですけどね。
作者さんがどういう考えなのかというと、インタビューにヒントがありました。
海くんがアセクシュアル・アロマンティック(恋愛感情や性的感情を抱かない人)かもしれないという描写は、海くんってそうだろうなという、謎の確信が最初からありまして。「描くべきだろう、今このタイミングで」みたいな感じで、普通に出てきました。
引用元:https://book.asahi.com/article/14497800
これは多分大丈夫。安心しました。
海が走るエンドロール2巻ネタバレ:恋愛についての価値観

先に言っておくと、私はゴリッゴリの恋愛系作品が大好きですw
(普段、ひたすらキュンキュン♡みたいな漫画ばっかり読んでるので…w)
なので、たぶん価値観としてはうみ子に近いんですよね。
今は多様性の時代というのは知識としては知っているけれども実感がない。
だから「そういう人に会ったことがなくて」と言ってしまったうみ子の気持ちもすごくよくわかるし、「そういう人って言い方は好きじゃない」と山口に言われてハっとしたという、うみ子と同じリアクションを私も取ってしまいました。
とはいえ、海が恋愛しないっていうのは「わかる」んですよね~。
わかる…んですが、この海のうみ子に対する態度とか距離感って、海からは何も矢印が向いていない無意識なものだったとしても、受け取り手のうみ子の価値観からするとやっぱり戸惑うんじゃないかなぁとも思うわけです。
扉イラストとか見ると、ドキドキはしないけどハラハラはしますw
海に恋愛感情がないとして、海がうみ子のどこに「面白い」と感じていて、うみ子の「何」を撮りたいのか、ちょっとまだわからない部分なので、これから深堀りしていって欲しいところですね。
うみ子もまた、海のことを理解できないと感じる部分もあって、それでも被写体として強烈に魅力的に感じています。
理解を超えた感情…まさにエモい…
先がわくわくします。
海が走るエンドロール2巻ネタバレ:山口というキャラについて
私、山口めっちゃ好きです。
すごく等身大って感じのするキャラじゃないですか?
うみ子に対して正論をぶつけるところもあるし、嫉妬して棘のある言葉を言ってしまったりもするし、失恋で落ち込んで学校に来なくなったりするし…

なんだか可愛いんですよね~
ていうか、コスプレ趣味なんですかね???めちゃくちゃ気になります!

海が走るエンドロール2巻ネタバレ感想まとめ
「海が走るエンドロール2巻ネタバレ感想!海もうみ子を撮りたい!もっとあなたを教えて欲しい…」と題しまして、海が走るエンドロールのネタバレレビューをしてまいりました!
うみ子が海を撮りたいと伝えた後、海もまたうみ子を撮りたいという気持ちを伝えました。
そして二人の恋愛に対する価値観の違いが浮き彫りになると同時に、理解ができないものを否定することはカッコ悪いとお互いが気づいていきます。
この後、海は一つ上のステップへ進んでいきそうですね。
うみ子も、海に追いつくようにがんばっていくと思われます!
次回のレビューもお楽しみに☆彡