やさしいミルク1話～5話ネタバレ感想！昼は家政夫→夜はセラピスト！？

みなさまこんにちは！

こちらのブログでは、おすすめ漫画をネタバレありでレビューしています。

今回ご紹介するのは『やさしいミルク1話～5話』！

小説家のヒロインが女性用風俗に行ったら、なんと自宅にいつも来ている家政夫だった…というお話。

この手のお話は、ラブコメに振っていく作品が多いと思いますが、こちらは結構シリアスめに進んでいきます。

ただ、お話の雰囲気がすごく素敵で、そっと二人を見守っていきたい、そんな気持ちにさせてくれる作品に仕上がっていますよ！

それでは早速「やさしいミルク1話～5話ネタバレ感想！昼は家政夫→夜はセラピスト！？」と題しまして、やさしいミルクのネタバレレビューをしてまいりましょう！

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やさしいミルク1話～5話のあらすじネタバレ

やさしいミルク1話のあらすじ

小説家の青葉よもぎは、担当編集者との打ち合わせで、次回作は女性用風俗（女風）をテーマに書いてみないかと誘われます。

ところがよもぎは自分の貞操観念から、見ず知らずの人と性的接触をすることに抵抗があり、拒否。

それでも担当は「女風」を推し、これまでの清純派のイメージを打ち破るようにすすめてきます。

確かに、歳を重ねたよもぎはだんだんと売れなくなり、崖っぷち。でも…

よもぎが悩んでいると、先日から雇っている家政夫の金城が現れます。

あまりの美青年ぶりに、担当編集者は「家政夫とアラフォー小説家の恋愛小説でもいい」と言い出しますが…

よもぎは、過去の仕事仲間で元カレ、現在はセフレの東雲に仕事の状況を相談します。

的確なアドバイスをし、よもぎの欲しい言葉をくれる東雲。

東雲の言葉が誰よりも信用できるから今年はたくさん頼りたいと言うよもぎでしたが、東雲からは「年内中に結婚するからこうやって会うのも最後」と言われてしまいます。

あまりの衝撃に思わずビンタしてしまうよもぎ。

翌日も放心状態で仕事になりません。

そんなよもぎに、家に来ていた金城は野良猫にエサをあげていいか尋ねます。

二人で猫の相手をしていると、金城はよもぎの元気がないことに気づきます。

甘いミルクの匂いを漂わせ、野良猫を甘やかす金城を見て、よもぎは思わず「良いな」と呟き…

野良猫と戯れたいと考えた金城は猫をよもぎにパス。

でもよもぎが羨ましかったのは、金城に愛しそうに抱かれる猫の方。

自分の気持ちに動揺したよもぎは、衝動的に女風を予約。

現れたセラピストはなんと金城で…

やさしいミルク2話のあらすじ

ここでは「シロ」と呼んでほしいと言う金城。

よもぎの初めてが自分で嬉しい、なんか今日は可愛いと言いながら近づきます。

ところがよもぎは、家政夫に性的なことを要求するのはセクハラだからまずいと距離を置こうとします。

金城は、自分はセラピストという仕事としてここにいる、それはセクハラなのか？と尋ね…

よもぎは、自分が失礼なことを言ってしまったと動揺します。

金城は「僕はずっと嬉しいと言ってるんだけどな」と、シャワーの準備へ。

セラピストとして手際よく準備をし、近い距離で甘い言葉を囁く金城。

ところがよもぎが震えているのを見ると、今日はやめようかと手を握ります。

本当は怖いと気持ちを伝えるよもぎに、「よしよし　いいこだね」と抱きしめて…

よもぎが元気がなかったから、ずっとこうしてあげたかったと言う金城に、よもぎはなんでして欲しかったことがわかるのかと尋ねます。

いつも一人で仕事を頑張っているよもぎが寂しそうな顔をしているのを見て、ただ抱きしめたかったと答える金城。

思わず涙を流すよもぎの額、頬とキスをしていって…

「こわいけど　したい」…

やさしいミルク3話のあらすじ

女性用風俗を題材に原稿を書き上げたよもぎ。

担当から心境の変化を尋ねられますが、女風を利用したことを言えずにごまかします。

そして家政婦はもとの女性家政婦・小池に戻り、金城は担当から外れていました。

別れ際、「寂しくなったらいつでも呼んで」と言われるも、あれから一度も金城とは会わず…

あれは長い夢だったんだと思うことにします。

打ち合わせが終わり寝室で寝転んでいると、ふと東雲が置いていった灰皿が目に留まります。

匂いが残るから嫌だった、でも自分に触れた指で煙草をつまんで火をつける姿を見るのが好きで、やめてくれとは言えなかった…

東雲の連絡先をブロックし、時間が解決することを待つことにするのでした。

そんなとき、小池から金城と担当を交互にし、力仕事を任せたいと相談されます。

断り切れずに再び金城が家に来るように。

しかしそれよりも、東雲からの電話にダメージを受ける自分に嫌気がさすのでした。

家の本の整理をする金城から、捨てる本があるなら何冊かもらってもいいか尋ねられます。

恥ずかしいからあまり読まないでほしい、感想もいらないと言うよもぎに、「変なの」と笑う金城。

よもぎは、金城の放つ空気に癒されていると感じるのでした。

一方東雲は、よもぎに電話が繋がらないと愚痴をこぼし…

やさしいミルク4話のあらすじ

最近、仕事の調子が良いと上機嫌のよもぎ。

金城から「読むのが楽しみ」と言われると、読まなくていいと凄みます。

その様子が面白いと笑う金城。

あの甘い匂いはいつの間にか、どこか安心するような匂いになっていて…

二人であの野良猫の名前を考えているうち、ふと金城が言った「可愛いです　すごく」という言葉と、見つめる眼。

空気が変わったと感じ、あの甘いミルクの匂いがして…

やっぱり金城を雇い続けるのは辞めた方がいいかもしれないと考えていると、突然東雲が来訪。

来月から担当編集を引き継ぐことになったと言います。

これまでと同じように作家と編集者として、よもぎに何があったときにすぐに駆け付けられるようにしたいと着信拒否をしたことを責められます。

こういうところが嫌だ、もう東雲のペースに巻き込まれたくないと思い、一緒に仕事をするのは考えさせてほしいと言うよもぎ。

「他の誰よりも」自分の言葉が信用できるんじゃないのかと言われ、カッとなり書類をぶちまけてしまいます。

この前のよもぎの行動（ビンタ）が意外だった、いつも離れがたいのは自分だと思っていたと言う東雲は、よもぎの頭をポンとして家を出ます。

去り際、東雲が金城にも声をかけると、金城は東雲に煙草を吸うのか尋ねます。

この家は寝室だけ煙草の匂いがするから…

東雲を見送った後、金城はすぐによもぎの元へ向かい、自分を呼んで欲しい、そうすれば抱きしめてあげられると言います。

よもぎは泣きながら「シロくん…」と呼んで…

やさしいミルク5話のあらすじ

温かい手。

全部委ねたい。

二人は見つめ合ってキス…

する寸前、電話が鳴ります。

それでも強引にキスをしかける金城でしたが、よもぎは我に返り、待ってと拒みます。

そのまま電話に出るよもぎと、散らばった書類を集める金城。

そこについていた付せんには、東雲からよもぎへのメッセージが…。

一方、よもぎが出た電話は、担当からの例の女風の小説へのコメントでした。

主人公の描写は凄く良いものの、男性セラピストにリアリティが足りないという指摘。

悶々と考え、隣の部屋の金城のもとに向かうと、金城はソファに置いてあった女性用風俗レポ本を読んでいました。

思わず、それは今書いている小説の資料だと言ってしまったよもぎ。

金城は読みたいとグイグイいきます。

よもぎは、セラピストにリアリティがないと言われたことを正直に話します。

それを聞いた金城は、自分のことを書いて欲しいと頼んで…

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2023年2月12日現在、コミックシーモア以外の電子書籍サイトでは配信されていません。

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やさしいミルク1話～5話の感想（ネタバレあり）

絵も綺麗でストーリーの進み方もとても丁寧な作品！

派手な展開があるわけではないのですが、大人のままならなさのリアリティと、女性用風俗という非日常な題材がうまくマッチしていて、グイグイ引き込まれました！

それでは感想に行ってみましょう☆彡

やさしいミルクネタバレ：空気感で魅せる大人の恋愛描写

こちらの作品は、あらすじだけではなく、ぜひ実際に読んでみて欲しいですね。

漫画から漂う空気感が素敵で、ちょっとしたときの金城の表情とか、よもぎの気持ちの動きに合わせて現れる「ミルクの匂い」の表現とか、漫画の画面からすごく伝わってきます。

全体の印象は、ラブコメという感じではないですね。シリアス調でストーリーは進んでいきます。

誰かが死んでいるとかすごく不幸になっているとかそういうわけではないんですが、なんとなく重い雰囲気を感じる…と感じました。

タイトルの「やさしいミルク」については…

おそらく、金城のことを表現しているとは思うのですが、まだまだ金城の人間性というのが全く見えてきません。

よもぎの方も、金城に対する距離感を測りかねているな…と感じるので、この二人の近いようで遠い距離がどのように変化していくのか、楽しみに見守っていきいましょう♪

やさしいミルクネタバレ：昼は家政夫、夜はセラピスト

さてこの作品のヒーローの金城は、昼は家政夫として働き、夜はセラピストとして女性用風俗で働いています。

もうその時点でちょっと変わってますよね。

家政夫状態の金城は普通に優しくて、一般的な女性向け漫画のヒーローとしては王道なキャラかと思うんですが、その清潔な見た目に反して夜の世界で働いてるんですよね～。

その理由がめっちゃ知りたい！

金城の心理描写が全くないので、金城が何を考えているのか全くわからないんですよね…

「よもぎの本を読みたいと言った」「東雲に対して探るような態度を取っている」「東雲からのメッセージを読んだときの意味深な描写がある」などなど、一応よもぎに対する好意は見えます。が。

金城がよもぎをカモにしようとしているという可能性もなくはない…

優しい言葉をかけてくれて、ちょっと強引なところもあって、気配りができて…

しかも身体まで満足させてくれちゃうって、男として最高すぎるのが逆に疑心暗鬼を産むというか…。

私の夜の仕事の男に対するイメージですかね？表面上の態度ってあんまりアテにならないと思ってて。

金城が何の裏もない子だったらホントに申し訳ないんですがｗｗｗｗｗ

もしこの金城が本当に裏がなく素直に優しい人だったら、それはそれで良いですよ、もちろんｗ

というか、漫画のテーマ的には普通に癒し系のいい子だと思いますし…。

やさしいミルクネタバレ：堅めのヒロイン

よもぎは結構、貞操観念も考え方も堅めのヒロインですね～。

自立していて仕事を頑張ろうというところはとっても好感が持てますが、もうちょっと軽く物事を考えないといろいろとしんどそうな性格ではありますね。

ちょっとしたことで折れてしまいそうな危うさがあります。

まぁ、貞操観念に関しては元カレとセフレ状態なのでそこまでガチガチって感じではないのかな…？

ただ、金城に対するよもぎの距離感はまだめっちゃ遠いなって思いますね。

金城がどういう風に距離を近づけていくのか、楽しみです。

やさしいミルクネタバレ：よもぎ、金城、東雲の三角関係？

結構クソ男じゃないですか？彼。

結婚を考えている女性がいるのに、元カノとこんなことやってていいのか…？

しかも元カノが他の男に取られそうになったらちょっかい出しにいくって…

もしかして、結婚するって嘘なのか？？？？

よもぎの気を引くためにわざと嘘ついた可能性も…

どっちにしても、この手の女を無意識のうちに支配しようとするタイプの男とよもぎみたいな自立したタイプの女性って、致命的に相性が合わないですよね～。

一緒に仕事をしていくうえでは、お互いを高め合っていけるいい関係だったのかもしれませんが、恋愛になるとダメになるのもあるあるです。

よもぎみたいなタイプには、黙ってそっと寄り添って抱きしめてくれる彼氏がいいんだよな～。

ともあれ、しばらくはこの三角関係で話が進んでいくんでしょう。続きが気になりますね！！！

やさしいミルク1話～5話のネタバレ感想まとめ

「やさしいミルク1話～5話ネタバレ感想！昼は家政夫→夜はセラピスト！？」と題しまして、やさしいミルクのネタバレレビューをしてまいりました！

金城とよもぎの距離、これからどうなるのか気になりますね。

次回のレビューもお楽しみに☆彡

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