みなさまこんにちは!ゆや(@yuyabooklover)です!
こちらには公式ノベライズ『薔薇王の葬列 original novel 五つの幕間』が発売されています。
ところが、電子書籍のページなどを見ても『五つの幕間』の情報は少ないですよね。
各章サブタイトルからも内容が全く想像できません。
どんなお話?誰が登場するの~?
と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では『五つの幕間』のあらすじと登場人物を紹介!
ダークファンタジーの名の通り、しんどいシーンや重く苦しいシーンが続いていた本編ですが、『五つの幕間』はおおむねほのぼのした内容。
その一方で、こちらの作品は二次創作的な小説ではなく、キャラクターの過去にまつわる新情報もしっかりと描かれています。
菅野文先生監修済みの「公式」小説なので、薔薇王の葬列ファン(特にケイツビーファン)は買って損のない内容になっていますよ♪
尊い
それでは早速行ってみましょう☆彡
薔薇王の葬列小説『五つの幕間』のあらすじ・登場人物※若干のネタバレあり
『五つの幕間』は、リチャードの兄エドワード四世が即位している時期に、リチャードとケイツビーが領地を視察すると言う名目で二人旅をして、その合間にリチャードとケイツビーが思い出話をするという内容で進みます。
そのため、冒頭とシメはリチャードとケイツビーの会話、中は各キャラクター視点の回想という構成。
つまりリチャードとケイツビーのコンビが好きな人は全話美味しいお話です。
原作漫画を全部合わせた会話量以上の会話をしているのではw
会話だけじゃなくて美味しいシーンも…
それでは各章の登場人物と簡単なあらすじを説明してまいります!
第一章:「早く走る兄はよく転ぶ」登場人物とあらすじ
主要登場人物 | ジョージ、リチャード |
サブ登場人物 | エドワード兄、ケイツビー |
時系列 | ジョージ・リチャードの子供時代 |
母親の「森へ行ってはいけないよ」という言いつけを破ったジョージがリチャードを連れて森で遭難する話。
小さな兄弟の大冒険のお話です。
ジョージは原作ではいいところがあまりありませんでしたが、こちらの小説では小さな弟を守ろうと頑張る良いお兄ちゃん感を前面に出されていました!
ヨークの三兄弟は、平和な世なら仲の良い兄弟だったと思うんですよね…。悲しい。
こんな尊い子供時代もあったのだなぁと感慨深くなりました。
そして子リチャードが可愛すぎる!
文字だけでも可愛いリチャードにときめきまくりました。
エドワード兄上もかっこよかった。
ちなみに原作者の菅野文先生はこの一章のジョージがお気に入りだそうですよ。
電子書籍ではこの第一章のクライマックスあたりまで試し読みできますので、ぜひご利用ください♪
第二章:「期待は苦悩のもとなり」登場人物とあらすじ
主要登場人物 | ヘンリー、リチャード |
サブ登場人物 | ケイツビー |
時系列 | ヘンリーとリチャードが森で何度か出会っていた頃 |
リチャードとヘンリーが初めての料理をするドタバタコメディ。
たまたま森で会ったリチャードとヘンリーが雨宿りのために数日屋敷に滞在するというストーリー。
ヘンリーのド天然ぶりが炸裂します。
よくこれで王やってたな…
リチャードはツッコミが追い付かず、げんなりしたりヘンリーの機嫌を取ったりと忙しいです(見ている分には面白いw)
ひたすらにコメディなんですが、後の原作の展開を考えると「うぅ…尊い…」となりますね。
こんなひと時もあったんだと思うとちょっと救われます…。
第三章:「神が与えぬ二つ目の」登場人物とあらすじ
主要登場人物 | バッキンガム、リチャード |
サブ登場人物 | ケイツビー、エリザベス、キャサリン、ジョージ |
時系列 | バッキンガムの結婚式前後 |
原作でもあったバッキンガムとリチャードの初めての出会いのシーンの掘り下げです。
バッキンガムが城の窓から落下してリチャードがバッキンガムを咄嗟に助けて罵倒するシーンがありましたよね。
そこから、バッキンガムの結婚式の祝宴にリチャードとジョージが招かれるというお話なのですが、バッキンガムがリチャードのキングメイカーになろうと決意したきっかけが描かれます。
漫画では省略されていましたが、本編にあってもおかしくないお話ですよ。
私が一番ツボだったのは、バッキンガムはリチャードと初めて会ったときに目を奪われてそれから忘れられないほどの衝撃を受けているのに、リチャードは「全く覚えていない」と断言したところですね。
バッキンガム乙…
原作漫画でもリチャードって肝心なところでニブチンでしたが、こういうところ本当に可愛くて好きです♡
第四章:「天使に似た悪魔」登場人物とあらすじ
主要登場人物 | ケイツビー、リチャード |
サブ登場人物 | マーサ(召使い) |
時系列 | リチャード誕生時 |
一言で言うと「ケイツビーの育児日記」です。
え、いや、尊い…
育児放棄したセシリーに代わってケイツビーが赤ちゃんリチャードのお世話をするお話。
なぜケイツビーだけがリチャードの身体の秘密を知っているのかも明かされます。
また、ケイツビーがリチャードに忠誠を誓うきっかけとなった出来事も。
「生まれたときからお世話をしていた」って…そういうことだったの!?と衝撃を受けました。
世にも珍しいケイツビーの弱音が聞けますので必見です。
ケイツビーからリチャードの気持ちって恋愛的な感情かと思っていたのですが、この小説を読んでからは見方が変わりましたね…これは母性…
リチャードが赤ちゃんの頃から苺が大好きだったのが可愛すぎました。
第五章:「茨の道、恋の道」登場人物とあらすじ
主要登場人物 | エドワード王太子、アン |
サブ登場人物 | |
時系列 | エドワードとアンの新婚時 |
こちらの五章にはリチャードとケイツビーは登場しません。
エドワードとアンが推しについて論争するお話です。
推しはもちろんリチャード。
常々思っていたのですが、エドワードとアンって普通に気が合う良い夫婦ですよね。
少なくともアンにとっては、リチャードの妻でいるときよりもエドワードの妻でいるときの方が自分らしさが出ていたように思います。
この二人の論争を見るに、やっぱりリチャードって「男と女の両方の身体を持っている」だけではなく、その性格・性質も男女両性の部分を持っていたんじゃないでしょうか。
リチャードは無意識だったかもしれませんが、エドワードはリチャードに可愛らしさを、アンはリチャードに優しさ・強さを見出していました。
その男性らしさ・女性らしさはどちらもリチャードそのものだったように思います。
こちらの五章、完全にコメディ路線で進むと思いきや…最後ジーンとしてしまいました。
トリを飾るこの五章を最後まで読んでから表紙イラストに戻ると…尊さに爆発します。
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まとめ
薔薇王の葬列の小説『五つの幕間』の登場人物とあらすじについてご紹介してまいりました!
リチャードを中心としたお話が5つもぎゅぎゅっと凝縮された豪華なノベライズ!
- 短編集なのでサクサク読める
- 原作で描ききれなかったことを補足されている(本編にあっても良いような内容)
ということから、薔薇王の葬列ファンなら読んで損はないと思いますよ♪
とくにケイツビーファンには必見の内容となっております。
アニメ・漫画と合わせてお楽しみくださいね☆彡